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〈楽なブラジャー〉締め付けないのが旬!『スロギー』売り上げ3倍の理由



締め付けない楽なブラジャー『スロギー』が売り上げ3倍の大人気!

そこでこのページでは

■『スロギー』売り上げ3倍の理由

▼スロギーは知る人ぞ知る商品だった
▼「動きやすい」と介護職も求めるスロギー
▼女性の要望に技術が追いついた
▼流行の「ビッグシルエット」と連動
▼震災や不況も影響


について紹介しようと思います


ワイヤや縫い目がないブラジャー「スロギー ZERO FEEL」。左のマネキンが着けているのはワイヤ入りのブラジャー=東京都新宿区の新宿高島屋 写真・毎日新聞





■『スロギー』売り上げ3倍の理由


ブラジャーに新風が吹いている。これまでのブラジャーは金属のワイヤを使って胸の形を補整するのが主流だった

きれいに見せることだけでなく楽な着心地を求める女性が増え、ノンワイヤのブラジャーが売れている。

その背景には、下着業界の技術力の進化と、震災や不況の影響による生活の変化があった。



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▼スロギーは知る人ぞ知る商品だった


各メーカーの下着が並ぶ新宿高島屋の売り場「ランジェリーサロン」。

レースや刺しゅうが施されたブラジャーが並ぶ中、店頭の目立つ場所にブラジャー「スロギー ZERO FEEL(ゼロ・フィール)」が並んでいた。

伸縮性のある素材を使い、生地と一緒に伸びる特殊なのりを使った縫い目のないブラで、体を締め付けない。

レースなどの装飾もなく、シンプルだ。

ゼロ・フィールは下着メーカーのトリンプが2013年3月から販売しているシリーズだ。

だが当時は量産できなかったため、取扱店舗も少なく、「知る人ぞ知る」商品だったという。

15年8月にカラー、サイズを拡充し、取扱店舗も増えたことをきっかけに前年比の3倍を売り上げ、累計110万枚を売るヒット商品になった。

ブラジャーをつけ始める小中学生にも需要があり、今年2月にはSサイズも登場した





▼「動きやすい」と介護職も求めるスロギー


「これまでノンワイヤのブラジャーは年代の高い方の利用が多く、かわいいデザインもなかった」と同店の販売員、瀬沼繭美さんは話す。

ピンクやグリーンなど豊富な色が若い女性から支持されていることに加え、「介護職の方から、動きやすいブラが欲しいと問い合わせを受けたこともあった」という。

「スーツを着る時にはワイヤ入りのブラを、体を使う仕事や長時間の着用にはノンワイヤをすすめている」という。

トリンプはほかにも、15年3月から新素材のワイヤを使った「ワンダーメイク」を販売している。

プラスチック素材でできたメッシュシート状のワイヤを使っているため、胸にくいこまないのが特徴だ。

ゼロ・フィールは胸の形をきれいに見せる補整力が弱いため、自宅や旅行時を想定しているが、ワンダーメイクは職場にも着用して行ける。

1年間で約27万枚を売り上げた。

楽なブラジャーへの需要は高く、他社からも続々発売されている。

ワコールではゼロ・フリーのように縫い目のない「ルンルントップ」を発売し、ピーチジョンは「働く女性の味方」をキーワードに「ワークブラ」を販売している。





▼女性の要望に技術が追いついた


「しめつける」といった不満は以前からあったのに、今ノンワイヤが人気になのはなぜなのか。

スロギーの開発を担当したトリンプの河野智美さんは「楽なブラジャーが欲しいという要望に、技術が追いついてきた」と話す。これまでブラジャーといえば「胸の形をきれいに見せるが、しめつけ感のあるもの」か、「ワイヤがなくてしめつけないが、あまり胸がきれいに見えないもの」の二択だった。

新素材のワイヤの開発や、薄くて伸縮性がある生地、伸縮もできるのりが開発されたことで、「着心地が楽で、すっきり見せる中間のブラジャーが生まれた」と話す。





▼流行の「ビッグシルエット」と連動


女性の意識が変わったことも大きい。

ここ数年は胸を大きく見せたいというニーズが減ったという。

トリンプで広報をしている増田佳子さんは、「今も谷間が重要なのは同じだが、人気シリーズ『天使のブラ』は14年から『ふっくら谷間』を打ち出している」という。

「ナチュラルな谷間が好まれ、サイドをすっきり見せることのほうが重要視される」という。

ファッションも、楽な着心地が人気だ。

裾が広がったガウチョパンツなど、「ビッグシルエット」と呼ばれる大きいサイズの洋服が流行していることも、楽な下着が流行している一因だと増田さんは言う。

タイトスカートなど体の線が出る服装が主流になると、下着の線が見えることを気にしたり、おしりの形をよく見せるためにガードルが流行したりする。

今は、大きなサイズを着る「ビッグシルエット」が流行しているため、補整力がない下着でも気にならない。





▼震災や不況も影響


女性の間でナチュラル志向が進んだ理由を河野さんは「リーマン・ショックや震災を経て、自分に合った生活をしようと思うようになったのでは」と分析する。

「何か起きた際、すぐ逃げられるように」と、就寝時もノンワイヤのブラジャーをするという声もあるという。

広報の増田さんは、「すっぴん風メークが人気なのも、ナチュラル志向の一つでは」と話す。

スーツの時は体をスリムに見せる下着、休みの日は楽な下着と、選択肢が増えれば、「女性が好きなように選ぶことができる」と河野さん。汗でかぶれやすくなる夏に向けて、ノンワイヤの下着はさらに勢いを増しそうだ。
(毎日新聞より引用)


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写真・matome.naver.jp

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