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最大震度7の本震で熊本藩主〈加藤清正の銅像〉槍(やり)も折れていた。




熊本市西区の肥後本妙寺にある熊本藩主、加藤清正(1562~1611)の銅像のやりが、熊本地震の激しい揺れで折れていたことが分かった。


地震の揺れでやりの先端部が折れた加藤清正の銅像(左)

寺は修繕する意向。被災者らは「加藤清正は熊本の象徴。早く直ってほしい」と祈っている。

肥後本妙寺は加藤清正の菩提(ぼだい)寺。銅像は高さ約9メートル、台座を含めると約17メートル。1935年に建立されたが、戦時中に供出させられ、60年に再建された。

寺が破損に気づいたのは、最大震度7の本震が起きた16日の朝。参拝者が見つけて寺に届け出た。

直径約10センチの槍(やり)の先端部分約2メートルが折れ、地面に落ちた際、さらに真っ二つに折れた。

枝のようになった鎌形の刃が片方だけ長く突き出ている「片鎌槍(かたかまやり)」で、「賤ケ岳(しずがたけ)七本槍」に数えられる清正のトレードマークとして知られる。

実物は東京国立博物館で展示されている。


折れた槍の先端 「片鎌槍(かたかまやり)」写真・f.hatena.ne.jp


肥後本妙寺では、今回の地震で石灯籠(どうろう)が崩れるなどの被害が相次いだ。後藤本晃(ほんこう)・寺務長(56)は「被害が広範囲に及んでおり、費用がかかる。金属製なので簡単には直せず、どう修繕するか、検討が必要だ」と話した。

銅像は本堂から石段を上った、市内を一望する高台にある。観光客だけでなく地元の人も散歩などで訪れる人気スポット。

加藤清正が築いた熊本城も今回の地震で石垣が崩されており、激震が天下の武将を直撃したような印象がある。

近くに住む男性(67)は「やりが折れていると寂しい。城ともども早く修繕された姿を見たい」と話した。
出典・毎日新聞









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