記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

りんご病感染者過去最多!妊婦は要注意!

りんご病が過去10年間で最多
妊婦は流産の危険があるので関係省庁が予防を呼びかけている





【りんご病】



りんご病になるとまず両側の頬が発赤し『りんごの様に赤くなる』この症状からりんご病という通称でよく知られている。正式名称を『伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)』といい、ヒトパルボウイルスB19による感染症。



【原因】



ヒトパルボウイルスB19の初感染による。

初感染とは初めてりんご病に感染という意味で過去にヒトパルボウイルスB19により、りんご病になったことがあれば、身体にヒトパルボウイルスB19の免疫があるので感染することはない。しかし去年りんご病になったのに今年もなったなどの話しも聞くので過去にりんご病になったことがあっても安心はできない。

感染経路はインフルエンザ等と同じで感染者のそばにいれば感染する。ただし、ウイルスが拡散するのは、りんご病の症状(特徴的な発疹)が出現するのより1週間程度前までなので、りんご病の発疹症状がある患者を隔離しても他者への感染予防とはならない。



【症状】



・人混みに入り、りんご病に感染した日を0(ゼロ)日として順に説明する

・5~6日後、血液中にりんご病ウイルスが出現し周りに拡散する。自覚症状は無い。

・7日後、この頃から『成人なら』ば発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛などの症状がみられるが、『小児では』これらの症状がでないことが多く、ウイルスの拡散のみで血液中のウイルスが消失してしまうことがある。

・7~14日まで、この間は無症状。

・15日後、この頃から発疹が出現する。まず両側の頬が発赤する

・16~20日後、この頃に体幹・四肢にも紅斑(赤い、平坦な発疹)が出現する。体幹・四肢の紅斑はある程度まで大きくなると、中央から退色し、網目状の発疹(レース状皮疹と表現される)となるのが特徴的である。

【ポイント】

・成人と小児ではりんご病の症状が違う。

小児では発熱などもほとんどみられず、発疹だけが出現して治癒していくことが多い。
一方成人では、頭痛、掻痒感、発熱、関節痛および関節炎、筋肉痛など多様な全身症状を伴う。


【妊婦の合併症】



りんご病(ヒトパルボウイルスB19)に免疫のない妊婦が初感染した場合『胎盤を介して胎児も感染する。』胎児はB19ウイルスを駆除できずに持続感染となり、『胎児水腫』、心不全などの症状を来たす場合があり、時には胎児死亡に至る。特に妊娠初期・中期の感染が危険である。妊婦のりんご病感染が即胎児の異常に結びつくものではなく、りんご病感染が確認された新生児でも妊娠分娩の経過が正常・出生後の発育も正常であることが多い。さらに、生存児での先天異常は知られていない。

【胎児水腫】

「胎児水腫」とは、なんらかの原因でお腹の赤ちゃんの体内に水分がたまり、水ぶくれ状態になって全身がむくんでしまう病気。胎児水腫の発症率は珍しく、まだ解明されていない部分がたくさんある。
胎児水腫になると、赤ちゃんの皮膚がむくむ。進行すると、皮膚だけでなくお腹や胸、心臓の周囲に液体がたまっていく。

赤ちゃんが感染症にかかっている場合、胎児水腫になる可能性がある。特に、ママが妊娠初期にりんご病や風疹に感染するとウイルスが胎盤を通じて赤ちゃんに感染して貧血を起こし、その結果むくみが生じる。

これら以外にも胎児水腫は様々な疾患が原因でなる可能性がある



【治療法】



治療方法はない。関節症状が強い場合には鎮痛薬が必要となる。
胎児水腫に対する治療法はない。妊娠経過中から出生後の成長発達まで、慎重に経過を観察する。
現在、りんご病(ヒトパルボウイルスB19)ワクチンは存在せず、ワクチンよる予防は不可能。
りんご病の拡散時期は、症状が出現するよりも1週間以上前であるため、隔離による予防は難しい。妊婦は原因不明の発熱をしている患者に接触すべきではないが、小児ではウイルス拡散時期に何も症状がないため、妊婦への感染予防も困難である。ワクチンの開発が望まれる。



【予防法】



・常にウイルスを意識する

・不特定の人との接触や人混みは避ける

・学校、会社等での感染者情報を集める。

・身内がりんご病に感染した場合、隠さず公開する。

・家族で手洗い・うがいをしっかり行う

・使用済みタオルを共有しない

・ドアノブ等の人が振れやすい部分をエタノールなどで消毒する



【りんご病まとめ】



・りんご病とは、頬がりんごの様に赤く発疹する感染病で成人は症状が重く、小児は症状がでない場合がある、妊婦が感染すると胎児も感染するがりんご病感染が確認された新生児でも妊娠分娩の経過が正常・出生後の発育も正常であることが多い。稀に胎児死亡に至ることもある

・りんご病に感染し症状が出たときに隔離しても意味がない

・りんご病に対する治療法・ワクチンはない。

・りんご病予防法は、人と会わない、手洗い、うがい、で常にりんご病ウイルスを意識することが大事。



記事一覧










関連記事
スポンサーサイト

最新記事

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。