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三保の松原『エレーヌの碑』?エレーヌってだれ?

世界遺産三保の松原『羽衣の松』に行くとこんな石碑が目に付く


(エレーヌの碑)

この石碑には『エレーヌの碑』と書いてあるが、エレーヌって誰?と思う人が多いと思う。
そこで今回はエレーヌについて調べたことを簡単に紹介しようと思う。









【エレーヌの生涯】

1916年(大正5年)4月にフランスでエレーヌは生まれた。

幼少の頃にダンス・演劇を学び、演出法を身につけ全ヨーロッパで公演旅行を続けた。

そのころ日本の伝統文化である『能』と巡り会い、能楽のシンプルで完璧な演劇に心を打たれ、能楽及び日本文化の研究に全精力を捧げた。

第二次世界大戦中の1941(昭和16)年頃から楽能の研究を始めたが資料が少なく研究は困難を極めた。

しかし苦労の末に謡曲『羽衣』の完璧な翻訳を完成し、楽器や衣装を揃え、劇団一座を作り1949年シャンゼリゼの劇場でデビューを飾った。

評論家の絶賛を浴び、その後も精力的に公演を続けたが、この年の6月、羽衣公演中の天女が天に舞い上がり消えていく場面で倒れた。白血病だった。

その2年後の1951(昭和26)年、フランスの故郷で35年の短い生涯を閉じた。



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【エレーヌの碑】

白血病に倒れたエレーヌは夫ジュグラリスに『私の魂は日本の三保に愛着しているから、私に代わって三保を訪ねて下さい』と言い残した
1951年(昭和26年)ジュグラリスはエレーヌの遺髪と共に三保の松原を訪れた

この話を聞いた義理と人情の厚い多くの旧清水市民からの寄付金によって世界遺産三保の松原の地に記念碑が建立された

昭和27年の除幕式には記念碑の前で日本人一座による伝統能芸『羽衣』が演じられた

エレーヌの碑にはジュグラリスがエレーヌに贈った詩が刻まれている



三保の浦

波渡る風 語るなり

パリにて羽衣に

いのちささげし わが妻のこと

風きけば わが日々の すぎさりゆくも

心安けし



三保の松原 羽衣の松案内


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